検索順位0位とは?SEOとサイトにとって重要?

「検索順位0位」という言葉がある。SEOは検索順位1位を狙う施策であるが、最近の海外カンファレンスなどでは「0位」という単語がよく出てくる。

この「0位」はリッチな検索結果のことである。たとえば、「●● とは」「巨人 結果」などで検索するとURLのリストだけではなく、一番上に装飾された結果が出てくる。

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「巨人 結果」で検索した場合の画面

この場合、1位のURLにアクセスしなくても結果がわかるため、ユーザーはそこで検索行動を終えるか、詳細を見るためにその0位に表示されているリンクをクリックする。

するとどうなるか?「巨人 結果」で1位になっていたとしてもアクセス数は(0位が表示されていない場合と比べて)上がらないのである!

このような0位にリッチな結果が表示されるクエリは増加傾向にあるらしい。よって、SEOは単純に1位になることを考えるだけではなく、クエリによってはリッチな検索結果に表示されることも努力しなければならないと説明しているのが以下の記事。

www.stonetemple.com

この記事の著者であるEric Engeは「リッチな検索結果」の研究に関する第一人者である(そういう研究分野があるのかと驚く人もいるだろうw)。何回か「リッチな検索結果に取りあえげてもらう確率を高めるには?」といったテーマでセミナーをしている。

とはいえ、記事によるとどのページをリッチな検索結果に使用するかは、ユーザーの反応を見るためか頻繁に変えているようである。そして、リッチな検索結果に使用されるスニペットは、通常表示されるスニペット(タイトル、ディスクリプションなど)を拡張したものが多いとのことで、しっかりとスニペットを設定するようにと付け加えている。

コメント:

構造化マークアップを使用したリッチスニペットやリッチな検索結果の話題は最近多い。「ユーザーの検索体験」という意味では大事な要素だろう。とはいえ、構造化マークアップをしたからアクセスが増える、売上が増える、という話ではない。あくまでも、検索結果でレビューの星を表示させたりすることができるだけである。CTRが上がることで間接的に検索順位に好影響を及ぼすことはあるかもしれない。

また、「●● とは」のコンテンツで0位を取ったからといって、そのクエリのユーザーたちがCVに結びつくかと言われると難しい。そのため、スニペットは筆者にとってあまり好きなテーマではないが、これは扱っている商材に寄るのかもしれない。ECサイトやレビューサイトであれば構造化マークアップは必須だろう。

0位になったらアクセスが爆増しました!という話は聞いたことあるが、売上が上がりました!は聞いたことないな。どこかにないのかな。